独白!最前線くんロングインタビュー 伝説の戦場カメラマンの素顔に迫る
ーーー今回はお忙しい中インタビューを受けてくださってありがとうございます。 最前線くん「いえ、こちらこそ。あの有名な民明書房さんに声を掛けていただけるとは恐縮です(笑)」 ーーーいえいえ、こちらこそ。この時期は開戦も迫っておりますし・・・やはり今から準備を? 最前線くん「ええ、戦場は一瞬気を抜いただけで命取りですからね。幾ら準備しても十分と言うことはありませんよ」 ーーー流石は歴戦の古強者ですね。 最前線くん「恐縮です(笑)」 ーーー具体的にはどんな準備を? 最前線くん「やはり装備を整える所からでしょうか。まずは弾丸(フィルム)と銃(カメラ)。 こいつがなければ戦場は始まりません。次に水分や非常食といった物でしょうか」 ーーーなるほど。 最前線くん「ですがそんな物よりも大切なのは、如何にシミュレーションをしておくか、ですね。 実際高価な武装でも戦場の位置取りに失敗して散っていった英霊達は無数に居ます」 ーーーなるほど。そうなるとやはり経験も重要ですね。 最前線くん「そうですね。この業界は新兵といえど誰も容赦してくれません。女子供にも一切慈悲は無い。 油断した者から散っていくし、一枚も撮れずに撃沈していく。 僕らはね、誇張でも何でもなく、そういう意味で有明を『戦場』と呼んでいる」 ーーー凄まじい世界ですね。 最前線くん「おっと、ちょっと驚かせすぎちゃいましたか(笑)」 ーーーそれほどまでに苛烈な世界に身を置く最前線くんさんですが、何故そこまでして戦場に赴くのですか?貴方にとってのカメラとは? 最前線くん「そうですね・・・例えば、誰だって飯を食うし、寝るし、息をしますよね」 ーーーええ。 最前線くん「僕にとってね、カメラって、そういう物なんです。何気ない日常のなかの何気ない行為。 眼鏡を掛けてる人は無意識にクイッてやっちゃうでしょ?僕にとっては、たまたまそういうのがカメラだっただけなんですよ」 ーーーつまり日常に連続したものだと? 最前線くん「ええ。そこにあるのが普通だし、やるのが当然だし、やらなければ死んでしまう。 そういうのが僕にとってのカメラ、そして、オナネタ、ですかね」 ーーー本当にレイヤーが好きなんですね。プロ根性がこちらにまで伝わってきますよ 最前線くん「そんな大層なものじゃ無いですよ(笑)知り合いに『お前はカメラの奴隷だ』って言われちゃった事もありまして(笑)」 ーーー奴隷ですか(笑) 最前線くん「ええ(笑)ま、あながち間違っちゃいないんですけどね(失笑)」 ーーー(笑) いつ頃からカメラを? 最前線くん「小三からですかね。父もカメラ好きでして、当時お古になったカメラを貰ったんです」 ーーーそれがきっかけで? 最前線くん「ええ、もうどっぷり(笑)毎日ファインダーを覗いてない時間は無かったですね」 ーーーやはりオナネタを? 最前線くん「いえ、最初は風景でした。ただ自分の見ている物がそのまま物として形に現れる、それが楽しくて」 ーーー最前線くんさんが風景ですか。意外ですね。 最前線くん「あ、酷いなあ(笑)昔から物を観察するのが好きなんですよ。カメラを持つ前は昆虫ばかり見てました(笑)」 ーーー虫とはまた健全ですね。 最前線くん「毎日毎日裏山の木に登って、で、夕方まで虫ばっかり追ってましたからね。筋金入りですよ。 今思えばあれが僕のモチベーションの根っこになってる気がします。 ま、今は虫じゃなくてレイヤーのケツばかり追ってますけどね(笑)」 (両者しばしの間爆笑) ーーーその虫ばかり追っていた最前線くん少年ですが、何故今のような生業に? 最前線くん「確か小五だったかな。当時近所に『アニメ博士』って呼ばれてる中学生が居たんです。 で、当時高価だったLDプレイヤーとかを持ってて、近所の子ども達を集めて上映会とかやってたんです、その人」 ーーーアニメ博士ですか。今で言うところのいわゆるキモオタですか? 最前線くん「そうですね。で、僕も友達に誘われてよく行ってたんですが、何度も通っている内に博士と仲良くなりまして」 ーーー類は友を、という奴でしょうか。 最前線くん「今思えば博士は潜在的な僕の素質を見抜いていたんでしょうね」 ーーー自分、見抜き良いすか。 最前線くん「しょうがないにゃあ・・・」 (両者しばしの間爆笑) 最前線くん「それである日、とあるオタ系のイベントに誘われましてね、いわゆる同人誌即売会っていうんですか、まあそういうのです。 そこである運命的な出会いを果たすんですよ(笑)」 ーーーおっ!それはどんな? 最前線くん「名前はちょっとここでは伏せさせてもらいますが、某有名レイヤーさんです。 彼女がその時着ていたのがクリーミーマミのコスだったんですが、それでまあ、一目惚れしてしまいまして(笑)」 ーーーほう、クリーミーマミ!ありましたねえ、いや懐かしい! 最前線くん「当時流行ってましたからねぇ。ミンキーモモに続いて。僕も好きでした(笑)」 ーーー私もです(笑)それにしても一目惚れとはまた、甘酸っぱいですねえ。 最前線くん「もうイチコロでした(笑)確か初恋だったかな、もうあれから20年以上経ちますけど、今でも あの時の事は覚えてますね。元々作品の方も好きだったし、何よりレイヤーさんという人種を 初めて見たんですよね、その時。で、『凄い!アニメのキャラが実際にいる!話してる!』って 感動しちゃいまして。で、博士からその時初めてコスプレという単語を教わったんです」 ーーーなるほど。小学生が予備知識無く見たら確かにそうなっちゃいそうですね。 最前線くん「ええ。あれは衝撃的でしたね。で、その後彼女に会いたい一心で色んなイベントに行き始めましてね。 彼女、本当に有名らしくて、どのイベントに行っても大体居るんですよ。で、何度も顔を合わせる度に 段々仲良くなっていって、それが嬉しくてまたイベントに通っちゃう。ほんとどっぷりでしたね(笑)」 ーーー本当に好きだったんですねえ。 最前線くん「ええ。今思えば馬鹿みたいですけどね。で、そんなある日、確か小六の冬休みだったかな。ついに告白したんですよ」 ーーーほう!どっ・・・どうなりました? 最前線くん「振られました(笑)」 ーーーあちゃー・・・ 最前線くん「いやー、あれは凹みました(笑)優しく頭を撫でられながらね、言うんですよ。 『そっかぁ、最前線くん君、私のこと好きだったんだぁ。んー、でも駄目。だって最前線くん君、まだ子どもだもん。 もうちょっと君が大きくなったらもう一度言って?そしたら、お姉さん考えちゃうかもね、フフっ』って」 ーーーパンツ消し飛びました。 最前線くん「(笑)で、暫く凹んじゃって、イベント類にも行かなくなっちゃってね。もう引きこもっちゃって(笑)」 ーーー心中お察しします・・・。(おもむろに新しいパンツを履きながら) 最前線くん「でもその時、仲のいい仲間達が助けてくれたんですよね。あれは本当に嬉しかったなあ。今でも彼らは僕の戦友です」 ーーーほう、仲間、ですか? 最前線くん「ええ。彼女目当てで通っていたイベント類ですけど、まあ、どこにでもウマが合う奴ってのは居るもんですね。 何度も通ううちに色々仲良くなった人たちが居るわけで」 ーーーありがたいですよね。凹んでるときに励ましてくれる人たち。 最前線くん「ですね。でも僕、彼らに励まされたせいで戦場カメラマンになったんですよね。 それを思うと嬉しい反面、『良くもこんな因果な世界に引きずり込んでくれたな』とも思っちゃう(笑)」 ーーーええ?どう言うことですか? 最前線くん「戦友達もやっぱりキモオタなんですけど、その励まし方が秀逸でしてね。 『女に振られた?それはお前の愛が足りなかったんだよ。 良いか少年、女を憎むな。女を愛せ。女体を愛せ。コスを愛せ。 ファインダーはお前の目であり、写真はお前の愛の形その物だ。 良いか少年。愛を集めて集めて・・・自分が本物のローアングラーだと思ったら、その時また告白しろ。 彼女は応えてくれるさ』ってね」 ーーー女体を愛せ・・・ですか。深いですね。 最前線くん「あの人は今でも僕の師匠であり、一番の戦友でもあります。恩人ですよね、ほんと」 ーーーちなみに、そ、そのあと告白はしたんですか?(おもむろにパンツを脱ぎながら) 最前線くん「その事件の二年後に別の人と結婚されました(笑)」 ーーーあちゃー・・・(おもむろにパンツを履きながら) 最前線くん「まあ色々ありましたけど、良い経験です」 ーーー本当にカメラ尽くめの人生ですね。 最前線くん「本当ですよね(笑)」 ーーーでは最後にもう一度、最前線くんさんにとってカメラとは何かをお聞かせください。 最前線くん「掛け替えのないオナネタ製造機です」 ーーー本日はどうもありがとうございました。