作成日時 08/01/03  

ゲーム企画

 

 

風追い人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ジャンル:

       空輸・交易フライトシミュレーター

 

  推奨プレイ時間:

              100時間 飽きるまで


ンセプト

 

  戦わない、反射神経などの上達以外の要素でやりこめる

交易フライトシミュレーター。

 

 

ールスポイント

 

  腰を据えて落ち着いてできる、値段とプレイ時間の

費用対効果が非常に高いアクションゲーム。

つまり、「非常に長く遊べるアクションゲーム」という点。

 

画理由

昔からやりこめるアクションゲームが驚くほど少ない。

アクションゲームやシューティングは確かに面白いのだが、すぐにクリアして

しまう為に、金銭的に多くのゲームが買えないユーザーは

 『折角高い金払っても、長く出来ないゲームじゃあ、すぐにまた暇になってしまう』

と、つい敬遠してしまう。

また、昔からアクションゲームは反射神経的に難しいゲームが多い。

バランスの取れたゲームならば良いのだが、あまり激しいゲームをやらない

ユーザーにとっては、アクションゲームは

『面白いからプレイしたいのだが、難しくて出来ない、プレイしてもすぐに

                死んだり詰まったりしてストレスしか溜まらない』

などとして、やっぱり敬遠してしまう。

更に、そういった反射神経のない人間はしばしば周りの人間に

「えー?こんなん簡単じゃんwwwおっさんマジヘボ杉www」

などと言をのたまわれてしまい、プレイ意欲が萎える事が多々ある。

フライトシミュレータはその最たるものだと思う。非常に面白いのだが、費用対効果

が少なく、難易度も高い。

そこで、やりこめる、のんびりと腰を据えてできる、反射神経でなく経験則を重視した

フライトシミュレータがあっても良いんじゃないか、と思ったので、このゲームを企画した。


ーゲット層

 

    経営ゲームや育成ゲームなどの長くできるゲームが好きで、なおかつアクション

   ゲームが好きな人。一つのゲームを長く楽しみたい人。昔は激しいゲームも出来

   たが、今は体が追いつかない為、アクションゲームなどの購入を断念している・・・

   という人。

  

ステム

ゲームの目的

   このゲームは、プレイヤーが風追い人と呼ばれる飛行機を用いた行

  商人となり、『荷物の空輸』『交易』を通して資金を稼ぎ、最終的に

  莫大な借金を返済するのが目的である。

   なお、借金の返済期限は存在しないので、今ゲームは(やろうと思えば)

  無限にプレイすることができる。

 

概要   

    このゲームは大きく二つのパートに分かれている。

 

  ●フライトシミュレータ パート

    『エースコンバットシリーズ』や『サイドワインダーシリーズ』などと

    いった、一般的なフライトシミュレーターを踏襲している。

   ただし、戦闘は一切行えない。このパートでプレイヤーが行える

  のは、『移動』のみである。

 

 

 


 

  

 

 

 

 

 

[画面例]

 
 


 街 パート

    このパートではプレイヤーは『交易所』 『空輸依頼受注所』

     『機体工場』 『銀行』 の四箇所に行くことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                                                        

 

 

 

[画面例]

 
 

 


       プレイヤーはこの二つのパートを行き来し、

                          資金を稼ぐ事となる。

 

プレイヤーの仕事

 

         プレイヤーは二つの方法によって資金を稼ぐことができる。

    空輸

   空輸とは空路を用いて依頼された荷物を運ぶ行為である。

   様々な街で空輸の依頼が存在し、プレイヤーはそれらの依頼を受注して

  空輸を行う。

   空輸には必ず期限があり、期限内に依頼先へ荷物を引き渡し、依頼元へ

  報告すれば報酬が受け取れる。逆にこれを超過した場合には罰則金を支

  払わなければならない。

   罰則金は 『依頼成功時の報酬金額』 から算出される

   なお、空輸依頼は一部の特殊空輸依頼を除いて、全て無限に生成される

   

 

 

 

 

 

 

 

『空輸』の流れ:

1.   依頼を受注して、荷物を受け取る

 


                  空輸依頼受注所へ

荷物

 
 

     

     [プレイヤー]                      [空輸依頼受注所]

 

2.   依頼された他の場所に赴き、荷物を引き渡す

 


                       依頼先の街へ                  

荷物

 
 


                                 

   [依頼元の空輸依頼受注所]           [依頼先の空輸依頼受注所]

 

 

3.   依頼元で報酬を受け取る

                       依頼元の街へ

 

 


       

                                                        

     [依頼元の空輸依頼受注所]                [プレイヤー]

 

 

    交易

   交易とは町々の市にて荷物を売り買いする行為である。

  各町では交易品と呼ばれる物が売っている。交易品には需要があり、とある

  街では捨て値で売られている物が、別の街では十倍以上の根が付いている

  場合もある。

   需要は様々な要因(時期、事件、天気など)によって変動し、プレイヤーは

  この需要を計算して交易する事によって利益を得る。

   基本的に安く買って高く売るのが交易である。

 

『交易』の流れ:

  1.交易品を仕入れる

                               

                   交易品購入

交易品

 
 

        [プレイヤー]                     [交易所]

 

交易所

 
   2.別の街の交易所へ行く

                          別の街へ

交易品

 
                     

 

              [プレイヤー]                     [別の街]

 

交易品

 
  3.交易品を売却する

                               

                   交易品売却

 

        [プレイヤー]                     [交易所]

 


荷物

    このゲームではプレイヤーは何をするにしても荷物を運ぶことになる。

   荷物には 『種別』 『ランク』 『重量』 『大きさ』 『消費期限』 という5つ

  のパラメータが存在する。

   プレイヤーはこの5つのパラメータに注意して荷物を運ばなければ

  ならない。

 

 

種別&ランク

 

商品には種別とランクが存在する。

   

 種別  

 種別は文字通り荷物の種別、

        種類のことである。

    

  例で言えば画面右上の 『建材』

 

 ランク                                

  ランクはその荷物の価値、扱いやすさの尺度である。

   ランクが高い荷物ほど基本的に高価で、代わりに扱いにくいもの

   となる。(重量が高い、値段が高い、高い商品知識が必要となる)

 

    例で言えば画面右上の 『Lv 13

    

 

  ランクと種別は依存関係にあり、ゲーム中では例画面右上のように表記される。

   その荷物に対応した種別の、現在プレイヤー商品知識がランクよりも低いと、

 その荷物は購入不可となる。

 

 

 ●重量

  

 

 

荷物には重さが存在する。

重量は荷物を機体に積めば積むほど無法図に

加算されていく。

 

 総積載重量がプレイヤー機体の

            最大積載重量を超過すると、

    『飛行速度の低下』

    『燃料消費量の増加』

    『飛行の非安定化(空中でふらついたり、着陸が困難になる)』

  など様々な悪要素が付加される。

  また、積載重量が余りに多いと、最悪の場合墜落してしまう恐れがある。

 そのためあまり欲張りすぎない方が良い。

 

 

  (荷物の総積載重量  プレイヤー最大積載重量) = 飛行が困難に

 

 

大きさ

  

 

荷物には大きさが存在する。

 大きさは荷物を機体に積めば積むほど

 無法図に加算されていく。

 

 総積載容積がプレイヤー機体の

      最大積載容積を超過すると、

   『飛行が不可能』

  になってしまう。

  そのため、容積を超過した場合は

 超過分の荷物を処分しなければならない。

 

  (荷物の総積載容積  プレイヤー最大積載容積) = 飛行ができなくなる 


消費期限

一部の荷物、例えば生鮮食品などには、

消費期限が存在する。

消費期限はプレイヤーがその荷物を

入手した瞬間から加算されはじめる。

 

消費期限が過ぎた荷物は、

『売値が暴落し、捨て値でしか売れない』

という状態になる。

 

 

プレイヤーの能力

プレイヤーには、

『資金』『名声』『商品知識』

の3つのパラメータが存在する。

 

基本的に、これらの能力値が上昇すればゲームを有利に進めることが

できる

 

資金

このゲームで最も大切な数値である。

何をするにも資金が無くては始まらない。

プレイヤーは資金を使い、

『借金の返済』『交易品の購入』

『機体の改造&購入』『機体の燃料購入』

の四つを行うことができる。

 


名声

 

名声とは、ゲーム世界内でのプレイヤーの

知名度である。

名声には『善名』『悪名』の2種類

が存在し、プレイヤーの行動により上下する。

 

 

例:空輸依頼で・・・

依頼された荷物を?

 

○届ける        ×盗む

善名上昇        悪名上昇

悪名下降        善名下降

     

これらの数値が高ければ、

『空輸依頼が多く出現』

『新たな交易品、機体が店に並ぶ』

『難度の高い依頼(重量が重かったり、期限が短かったり)が出現』

する。

 

また、悪名が高くなると、

『特定の街に入れない』

『密輸や盗品輸送、亡命用心輸送などといった危険な依頼が

現れはじめ、まっとうな依頼が少なくなる』

などの特殊な状態となる。

 


商品知識

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


プレイヤーの荷物に対する知識の深さの尺度として、商品知識がある。

これは、荷物の種別ごとに存在しており、その種別の荷物を売買を続けて

いれば、その扱っている種別の知識が次第に上昇していく。

この値により、荷物に様々なボーナスが付加される。具体的には、

『その種別商品の消費期限の増加ボーナス』

『その種別商品の購入、売却時の値段ボーナス』

などである。

また、交易品購入時にその商品のランクよりもプレイヤーの商品知識が

低いと、その商品は購入できない。

 

例:プレイヤーの『建材』商品知識が25の場合。

大理石

建材 32Lv

 

チーク材

建材 15Lv

 
 

 

 

 

 

 

 

 



機体の能力


プレイヤーは輸送用の複葉機やヘリやセスナ機などを用いて風追い人

としての仕事を行う。

機体には

『最大積載重量』『最大積載容積』『旋回能力』『最大速度』

『最大燃料容量』『燃焼効率』『総合性能値』

7つのパラメータが存在する。

プレイヤーはこれらのパラメータに注意して機体を選ばなければ

ならない。

 

最大積載重量

機体には「ここまでの重さしか耐えられない」

というボーダーが存在する。

荷物の総積載重量がプレイヤー機体の

最大積載重量を超過すると、

         『飛行速度の低下』

         『燃料消費量の増加』

         『飛行の非安定化(空中でふらついたり、着陸が困難になる)』

         など様々な悪要素が付加される。

         また、積載重量が余りに多いと、最悪の場合墜落してしまう恐れがある。

そのためあまり欲張りすぎない方が良い。


最大積載容積

機体には「ここまでの容積までしか機体に

積み込めない」というボーダーが存在する。

荷物の総積載容積(大きさ)がプレイヤー機体の

最大積載容積を超過すると、

         『飛行が不可能』

となってしまう。そのため、容積を超過した場合は超過分の荷物を

処分しなければならない。

 

 

 

旋回速度

機体には「ヨー、ピッチ、ロールなどの回転の

スピード」が存在する。

この値が高ければ、機体はより早いスピードで

回転することができる。

また、機体に積載された荷物の量によって

旋回速度は上下する

 

 

最大速度

機体には「ここまでしかスピードが上がらない」

というボーダーが存在する。

この値が高ければ、機体はより早いスピードで

飛行する事ができる。

また、機体に積載された荷物の量によって

最大速度は上下する

 


最大燃料容量

 

機体には「ここまでしか燃料を積む

ことができない」というボーダーが存在

する。

 

 

燃焼効率

 

機体には「燃料の消費効率」が存在する。

この値は、

『加速度』

『旋回速度』

『飛行持続時間』

に関係している。

 

 

燃料について

 

フライトシミュレータパートでは、飛行していると燃料を消費していく。

もしも飛行中に燃料が尽きてしまうと、プレイヤーの機体は、

『墜落』(ゲームオーバー)

してしまう。

そのため、機体の燃焼効率と最大燃料容量が少ないと、現在地点から

遠い街に行くことができない。

 

 

 

総合性能値

 

現在の機体の性能を総合的に評価した値。

機体の能力値の指針となる。

 

これは、

『H−−』〜『S++』

の間で評価が下される。

 

 


飛行について

プレイヤーは街から街へと移動する際、『飛行』を行う。

飛行中は徐々に燃料が消費され、燃料が0になると墜落してゲーム

オーバーになってしまう。そのため燃料には常に注意しなければ

ならない。

基本的な操作イメージは、エースコンバットシリーズやサイドワインダー

シリーズなどの操作方法を踏襲している。

 

プレイヤーが飛行中にできること

プレイヤーの機体は飛行中、前方に直進、『加速』する事しかできない。

この直進する進行方向に『回転』を加えることによって、はじめて直進

以外の飛行が可能になる。

また、プレイヤーは飛行中に『荷物を捨てる』ことができる。荷物を捨てる

ことによって、緊急的に燃焼効率を増やすことができる。

 

 回転                         加速        荷物捨て

 

 

 

 

 

 

 


加速

プレイヤーはスロットルを上げることにより

進行方向に加速することができる。

加速スピードは機体最大速度によって決まり、

現在の燃焼効率に比例する

 

回転

回転にはヨー(Y軸回転)・ピッチ(X軸回転)・ロール(Z軸回転)の三種類が

存在する。

回転を行うことにより、機体の進行方向をずらすことができる

これにより機体は好きな方向に移動することが可能となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


   ヨー                  ピッチ              ロール

 


荷物捨て

飛行中、燃料が足りずに次の街への飛行が

困難な場合が発生する恐れがある。

そんな時の救済措置として、『荷物捨て』が

存在する。荷物を捨てることにより、燃焼効率

を増加できる

ただし、捨てる荷物はランダムに選択される

ため、空輸依頼の荷物を捨ててしまう事もある

ため、これはあくまで緊急用の措置である。

 

 

着陸について

プレイヤーがそれぞれの街の上空に差し掛かると、街に入るかどうか

選択が可能となる。

街に入るを選択すると、その町の滑走路へと着陸する画面に移行する。

一定角度以内で滑走路に接地すれば、着陸成功となる

 

 

 

 


街の施設について

 

プレイヤーは様々な街において、

『交易所』

『空輸依頼受注所』

『機体工場』

『銀行』

の4施設を利用することができる。

 


交易所

 

 

交易所では、交易品の売買を行うことができる。

また、現在の街の需要を一覧化して見ることができる。

 

空輸依頼受注所

 

 

空輸依頼受注所では、

『様々な空輸の依頼を受注』

         『空輸依頼品の引渡し』

『空輸依頼の報酬の受け取り』

をすることができる。


機体工場

 

機体工場では、『機体の売買』『機体の改造』をすることができる。

機体の改造

工場ではプレイヤーの所有機体を改造することができる。

改造項目は以下の通り

『最大積載重量』『最大積載容積』『最大燃料容量』

『最大速度』『旋回速度』

                   改造費は「その機体に今まで掛けた改造代」「基礎改造費」

から算出される。基礎改造費は機体ごとに決まっており、初期性能

の高低によって定まる。

また、改造を行うと機体の燃焼効率が低下する。そのため改造し

すぎると、その機体はほとんど飛行できなくなり、使い物にならなくなる。

 

銀行

銀行では、『借金返済』『投資』をすることができる。

借金返済

プレイヤーの目的である借金返済を行うことができる。

投資

プレイヤーは自分の資金を用いて、その街へと投資することができる。

投資を行うことによって、プレイヤーは

『交易所に新たな交易品追加』

『工場に新たな機体追加』

『プレイヤーの名声値・善名上昇』

などの恩恵を得ることができる。